ファイナンシャルプランニング技能士

ファイナンシャルプランニング技能士

最近は中古のマンションやアパートをリフォームして、賃貸・売買する不動産投資が注目を浴びています。しかし、投資した物件が確実に売れる保証や利益に結びつく保証は全くないものといえます。ここでは不動産投資にも強い力を発揮するファイナンシャルプランニング技能士について解説します。

宅建の関連資格〜ファイナンシャルプランニング技能士とは?

長引く不景気の中で収入減少の打開策として投資・投機が一般層にも普及するようになった現代、不動産への投資がブームとなっています。

しかし、投資や投機には「絶対」というものがなく、始めたばかりの素人がたちまち破産に追い込まれてしまうケースも少なくありません。そこで登場するのがファイナンシャルプランニング技能士(FP技能士)なのです。

ファイナンシャルプランニング技能士とは?

FP技能士は職業能力開発促進法に基づいて行われる技能検定制度で認定される国家資格の一種で、俗に「ファイナンシャルプランナー」と呼ばれます。ただし、公的資格や民間資格にも同じ業種に属するものがあるため、「ファイナンシャルプランナー」と名乗っていても必ずしもFP技能士の資格を持っているわけではない場合があります。

FP技能士は、依頼者の家族構成や資産、金融情報やライフスタイルなどの情報と将来設計などの要望を受けて、効果的な資産運用の計画を立案・提案するのが役目です。また、生命保険や学資保険などの保険商品の運用もFP技能士の仕事の範囲になっています。

ファイナンシャルプランニング技能士の強み

FP技能士を介さなくても投資・投機などの資産運用は可能です。しかし、そういったアマチュア投資家は小さな成功を積み重ねていくうちに増長し、「自分は天才投資家だから損することはない」と見返りが大きく危険度の高い投資に手を出すようになり、大きな失敗で全てを失ってしまう悪循環に嵌ってしまうケースは少なくないのです。

FP技能士は投資・投機などの資産運用を長期的に行うので、可能な限り危険度を回避した計画を立ててくれます。また、不動産の購入や新築の際のローン借り入れ・返済についても専門知識で無理のない返済計画を提案してもらえるのも強みといえます。

資格取得のためには

ファイナンシャルプランナーを名乗るのであれば、FP技能士またはAFP資格の取得が必須といえます。AFP資格は民間資格のため、2年ごとに資格更新のための講座を受け単位取得する必要があります。FP技能士は1級・2級・3級に別れ、2・3級は1月・5月・9月の年三回、1級は1月・9月の年二回行われます。

FP技能士試験は筆記による学科試験と実技試験が行われます。実技試験は模擬相談業務が行なわれ資産運用の相談または保険に関する相談の一方を選択します。受験資格は3級が制限なし、2級は3級試験合格及び2年以上のFP業務の実務経験、1級は2級試験合格及びFP業務の実務経験が5年以上となっています。

宅建との関係

FP技能士と宅建は、不動産取引において密接な関係を持っています。一般的には、土地・建物を購入する際には長期ローンの返済計画を入念に思案して銀行や信用金庫などの金融機関の承認を得なければなりません。この時の返済計画が現実味のないものであれば却下されて一円も借りられないということも珍しくありません。

不動産業者側にしてみれば取引のチャンスを失ってしまうことに繋がります。もしもFP技能士取得者が不動産業者側にいれば、取引相手の収入などの条件に見合った、無理なく確実な返済計画を金融機関に提案することが出来、商機を逃すことがなくなるというわけです。そういった意味で宅建とFP技能士のダブルライセンスは有効なのです。

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